2017年2月1日水曜日

きたネットフォーラム2016

2016/12/10に開催したきたネットフォーラムの録画です。
開会式、基調講演、話題提起、分科会A、分科会Bの録画をご覧になれます。

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●録画公開プログラム
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【開会式】
【基調講演】
野生の猛禽を診る・守る~日本とサハリン、猛禽類保全活動の現場から
       講師/齊藤慶輔 氏 (猛禽類医学研究所 代表、獣医師)

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【話題提起】研究者・拠点施設と市民活動のつながり~コミュニケーターとしての市民参加
■現場と協働した大学院での人事育成 
   講師 山中 康裕 氏 北海道大学大学院環境科学院 教授

■北大総合博物館を拠点としたネットワークがめざすもの
   講師 大原 昌宏 氏 北海道大学総合博物館 教授 副館長
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 【分科会A】
環境中間支援会議・北海道 連続勉強会地域を元気にする施設、施設を元気にする地域~地域・市民・施設の共創~

【事例1】美幌博物館「小さな町の大きな博物館」
        町田 善康 氏  美幌博物館 学芸員)

【事例2】「地域と環境情報施設の共創による地域資源の活用」
      ~種差海岸インフォメーションセンター 
        町田 直子 氏  NPO法人ACTY 理事長(青森県八戸市))

■ディスカッション「地域と環境学習施設の共創について考える」 

   コーディネーター/大原 昌宏 氏 北海道大学総合博物館 教授 副館長

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【分科会B】
野生との距離感、共生のリテラシー
コーディネーター/山本 牧 氏 NPO法人もりねっと北海道 代表
 ■現状と課題
 ■鉛弾規制から、次の一手を考える 齊藤 慶輔 氏猛禽類医学研究所 代表、獣医師) 
 ■対談「ヒトは、共生を学ばなければいけない」
             山本 牧 氏×齊藤 慶輔 氏

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●開催概要

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きたネットフォーラム2016
北の生物多様性を守るために
~研究者・拠点施設と市民活動は、どう連携できるか~

北海道の環境活動のネットワーク「きたネット」の年に一度のフォーラム。
北海道の生物多様性を守るために、今、市民ができることは何か。
何を学び、誰とつながるのか。環境を地域の力にしていくために、
環境活動者ができることは何かを考え、次の実践につなげます。

日時/12月10日(土)10:00~17:30 (※9:30受付開始)
会場/札幌エルプラザ2F 環境研究室(札幌市北区北8条西3丁目)
参加費/きたネット会員・学生/1000円 一般/1500円
事前申込要/FAX・E-mail・ 電話等でお申込ください。

チラシダウンロード
表 http://www.kitanet.org/event/2016/kitanet-forumA.pdf
裏(申込書)http://www.kitanet.org/event/2016/kitanet-forumB.pdf

★★プログラム★★

10:00~10:10【開会式・ごあいさつ】

10:10~11:10
【基調講演】
野生の猛禽を診る・守る~日本とサハリン、猛禽類保全活動の現場から
講師/齊藤慶輔 氏 (猛禽類医学研究所 代表 獣医師)

生態系ピラミッドの頂点にいる猛禽類を守ることは、野生動物と人間を取り巻く自然環境を丸ごと守ること。釧路市を拠点に猛禽類の治療・保全活動に取組む齊藤獣医師に、傷病・死亡原因を究明し、これを元に人為的な軋轢を軽減・予防するための生息環境の改善(環境治療)の取組みや、ロシア極東サハリンにおける調査活動などについてお話いただきます。

齊藤 慶輔 氏 プロフィール

日本獣医畜産大学野生動物学教室卒業。幼少時代をフランスの田園地帯で過ごし、野生動物と人間の共存を肌で感じた生活を送る。94年より環境省釧路湿原野生生物保護センターで野生動物専門の獣医師として活動開始。2005年同センターを拠点とする猛禽類医学研究所を設立、代表を務める。絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、傷病鳥の治療と野生復帰に努めるのに加え、保全医学の立場から調査研究を行う。近年、傷病・死亡原因を徹底的に究明し、その予防のための生息環境の改善を「環境治療」と命名し、活動の主軸としている。テレビ番組プロフェッショナル仕事の流儀、ソロモン流、ニュースゼロ、SWITCHインタビュー達人達などで活動が取り上げられ反響を呼んだ。著書「野生動物のお医者さん(講談社)」で第57回産経児童出版文化賞を受賞。世界野生動物獣医師協会(WAWV)理事、日本野生動物医学会幹事、環境省希少野生動植物種保存推進員。

★★★

【環境中間支援会議・北海道共催プログラム】
研究者・拠点施設と市民活動のつながり
~コミュニケーターとしての市民参加

11:20~12:20【話題提起】
■現場と協働した大学院での人事育成 
講師 山中 康裕 氏 北海道大学大学院環境科学院 教授
■北大総合博物館を拠点としたネットワークがめざすもの
講師 大原 昌宏 氏 北海道大学総合博物館 教授 副館長

12:20~13:20【休憩】
 CISEネットワーク トランクキットの展示をご覧いただけます。

★★★

13:20~15:20【分科会】分科会AorBのどちらかを選んでお申込みください。

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【分科会A】
環境中間支援会議・北海道 連続勉強会
 地域を元気にする施設、施設を元気にする地域
 ~地域・市民・施設の共創~

【事例1】美幌博物館「小さな町の大きな博物館」
    町田 善康 氏 美幌博物館 学芸員
【事例2】「地域と環境情報施設の共創による地域資源の活用」
    ~種差海岸インフォメーションセンター
    町田 直子 氏 NPO法人ACTY 理事長 (青森県八戸市)
■ディスカッション「地域と環境学習施設の共創について考える」
    コーディネーター/大原 昌宏 氏

開かれた施設(場)があることで、そこに人が集い、情報が集まります。そこから交流が生まれ、さまざまな活動や事業がはじまる・・・そんな地域を元気にする力が環境・自然系施設にはあるのではないでしょうか。環境調査や展示物の作成などに市民の参画を得て大きく発展した美幌博物館と、地域の自然に加えて、地元飲食店や漁業者と連携し、幅広く地域振興に貢献している種差海岸インフォメーションセンター、2つの事例をお聞きし、市民と施設との共創の可能性について考えてみます。

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【分科会B】
野生との距離感、共生のリテラシー
コーディネーター/山本 牧 氏 NPO法人もりねっと北海道 代表

■現状と課題
■鉛弾規制から、次の一手を考える 齊藤 慶輔 氏
■対談 山本 牧 氏×齊藤 慶輔 氏 
「ヒトは、共生を学ばなければいけない」

「自然が豊か」と言われる北海道ですが、道民はどれくらい自然界、特に野生動物について理解しつきあっているでしょうか。身近な森を散歩しない、山菜は必要以上に採取する、ヒグマは怖いが生態は知らない…。なんだか心配です。ヒグマに詳しい山本牧氏、猛禽類の救護や鉛弾問題に取組む斎藤慶輔氏のお2人が、「野生との距離感」をキーワードに、餌付けや放流、駆除と保護、鉛弾規制などを通じて、「市民と自然の将来像」を語り合います。

★★★

15:35~17:10
学び・伝え、拡げるために「分野別 情報交換会」

【進行協力】
高木 晴光 氏 (黒松内ぶなの森自然学校 運営委員長)
能條 歩 氏 (北海道教育大学 岩見沢校 教授)
内山 到 氏 (公益財団法人北海道環境財団・きたネット理事) 他

■活動紹介 CISEネットワーク、学芸員ネットワーク、きたネット 他
■分野別 情報交換会 生物多様性/森林保全・活用/環境教育 
※使ってみよう!CISEネットワークのトランクキット!展示コーナー

17:10~17:30 まとめ~閉会
18:30~ 交流会 (会場未定・実費・事前申込要)

[お問合せ・お申込み先]
認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」事務局 
〒060-0061 札幌市中央区南1条西5丁目8番地 愛生舘ビル5階
Tel. 011-215-0148 Fax. 011-215-0149 E-mail. office@kitanet.org
きたネットWeb http://kitanet.org/
きたネットFacebook https://www.facebook.com/kitanet.org

[お申込方法] ※本イベントは終了しています。
チラシ裏面の申込書をFAXまたは郵送。
メール等での申込みは、名前・住所・連絡先(電話・FAX・E-mailなど)・所属(所属団体・企業・職業・学校など)と、
参加プログラムを必ずご記入ください。(分科会に参加する方は、AまたはBのどちらかを明記)
 記入例  午前・午後(分科会A)・交流会 参加
午前の基調講演のみ参加
※先着順 各プログラム、定員があります。お申込みが定員を超えた場合はお断りする場合があります。

■主催/認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク
    一般財団法人セブン-イレブン記念財団
■共催/環境中間支援会議・北海道(環境省北海道環境パートナーシップオフィス、公益財団法人北海道環境財団、札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク)
■協力/CISEネットワーク

きたネットは、一般財団法人セブン-イレブン記念財団から助成を受け、市民の環境活動を支援する「市民環境活動支援協定」を結び、北海道の自然環境を子どもたちの未来へ引き継ぐために活動を行っています。